JALでは2026年9月1日出発便から、国内貨物として運ぶ犬や猫の輸送ルールが変更されました。
シルバーウィーク前、「そうだったの!?」と驚いた人もいるのではないでしょうか?
なかでも注目されているのが、ミックス犬が季節を問わず「原則輸送不可」となった点です。
この記事では、JALでミックス犬がなぜ運べないのか、その理由や輸送禁止の新ルール、例外条件、ANAとの違いについてわかりやすく紹介します。
JALミックス犬はなぜ運べない?
😱JALさー〜ん‼️
🙀雑種犬、ミックス犬🐶を原則輸送不可
✔️2026年9月1日出発分から
✔️例外規定はあるそうです詳細は👇https://t.co/oyGebSSXLj pic.twitter.com/mrsjfZdZST
— 旅する✈️ANA💎🛫 (@Okinawabonbon) August 21, 2026
JALでミックス犬が原則運べなくなった理由は、輸送時の安全性をより確実に確保するためです。
JALの国内貨物では、2026年9月1日出発便からミックス犬について、時期を問わず原則として預からない運用となりました。
「純血種は大丈夫なのに、なぜミックス犬はダメなの?」と疑問に思いますよね。
大きく関係しているのが、鼻の短い「短頭犬種」の存在です。
短頭犬種は体の構造上、高温の環境などで体調に影響が出るリスクが高く、航空輸送では特に注意が必要とされています。
純血種であれば犬種名によって一定の判断ができますが、複数の犬種を親に持つミックス犬では事情が異なります。
JALは、外見だけでは犬種を正確に判断することが難しい場合があり、輸送リスクが高い短頭犬種の血統が含まれている可能性を排除できないと説明しています。
つまり、「ミックス犬だから危険」と一律に判断しているわけではありません。
見た目だけでは輸送リスクを十分に判定できないことが、原則輸送不可になった重要なポイントです。
たとえば鼻が長く見えるミックス犬でも、短頭犬種の血統が含まれている可能性があります。
航空貨物の受付時に、その血統まで正確に確認するのは現実的に難しいでしょう。
そのためJALでは、安全性を優先してミックス犬を通年で原則預からない基準に変更したと考えるとわかりやすいですね。
なお、ブルドッグとフレンチブルドッグについては、今回の変更以前から通年で輸送を受け付けていません。
「ミックス犬だけが特別に危険だから」というよりも、短頭犬種を含む可能性を受付時に判断しきれないことが背景にあります。
JALミックス犬の輸送禁止ルールとは
今回のJALの変更で注意したいのは、ミックス犬だけが対象になったわけではないことです。
JALは2026年7月16日に国内貨物として輸送する犬・猫の取り扱い変更を発表し、9月1日出発便から新しいルールを適用しました。
参考:JAL CARGO「国内貨物における動物(犬・猫)の輸送制限変更のお知らせ」
2026年度に限り経過措置として夏期を9月1日から10月31日までとし、犬・猫について種類を問わず原則として預かりを停止します。
さらに2027年度以降は、5月1日から10月31日までが夏期として設定される予定です。
つまり翌年度以降は、約半年間にわたって犬や猫の国内貨物輸送が原則停止となります。
JALが挙げている目的は、夏期における動物への負荷軽減と安全な輸送基準の強化です。
一方、ミックス犬の場合は季節による制限ではありません。
11月1日から4月30日までの夏期以外であっても、原則として輸送不可となっています。
ここが、今回のルール変更で特に間違えやすいところです。
繰り返しになりますが、ブルドッグとフレンチブルドッグは従来どおり通年で受け付けていません。
そのほかの指定された短頭犬種については、夏期は輸送できないものの、夏期以外であれば受け付け可能となっています。
対象となる短頭犬種には、パグやシーズー、ボクサー、ボストン・テリア、ペキニーズ、チン、チャウチャウ、キャバリアなどが含まれます。
なお、小鳥や小動物については今回の犬・猫に対する変更の対象外で、従来どおり通年で受け付けられます。
そしてもう一つ、非常に重要なのが「国内貨物」と「飼い主が同乗するサービス」を混同しないことです。
今回の変更は、主にペットだけを国内貨物として輸送する場合のルールです。
飼い主が同じ飛行機に乗り、ペットを預けるJALの旅客向けサービスとは取り扱い基準が異なります。
「JALではミックス犬と一緒に飛行機に乗れなくなった」分けでなく、間違って理解すると、実際のルールとは意味が変わってしまうので注意してくださいね。
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JALで輸送できる例外条件を解説
JALの新しい輸送ルールには「原則」という言葉が使われており、一定の条件では例外的に輸送できるケースがあります。
JALが示している例外の一つが、飼い主自身も同じ便に搭乗するものの、重量などの制約によって通常の旅客向けペットサービスを利用できない場合です。
また、公的機関や動物園などからの輸送依頼も例外に含まれます。
離島路線で動物病院を受診するために輸送するケースや、国際線と国内線を乗り継いで輸送するケースも対象です。
そのほか、JALが特別に引き受けると判断した場合にも、輸送できる可能性があります。
一方で、引っ越しなどを理由に「飼い主より先にペットだけ送りたい」といった一般的な利用が、自動的に例外になるわけではありません。
特にミックス犬の場合は夏期以外でも原則輸送不可となるため、例外条件に該当するかどうかを事前に確認する必要があります。
また、生後8週未満の犬・猫については従来どおり輸送できません。
夏期には、他社との相次運送を含む2区間以上の経由輸送も受け付けないルールとなっています。
「原則不可だからお願いすれば運んでもらえる」と判断せず、利用する便やペットの条件をJALへ事前に問い合わせることが大切です。
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JALとANAのミックス犬輸送の違い
JALでミックス犬が原則輸送不可になったことで、「ANAなら運べるの?」と気になる方もいるでしょう。
JALとANAでは、国内貨物として犬や猫を輸送する際の基準に違いがあります。
JALは2026年9月から、夏期について犬・猫を種類にかかわらず原則輸送不可としました。
さらにミックス犬は、夏期以外についても原則輸送不可となります。
一方、ANAの国内貨物では、夏期にすべての犬・猫を一律で輸送停止する方式ではなく、対象となる短頭犬種を中心に制限しています。
そのため、「ミックス犬だから」という理由だけで、JALとANAの取り扱いが必ず同じになるわけではありません。
ただし、ANAを利用すればどんなミックス犬でも必ず輸送できる、という意味でもありません。
犬種や健康状態、輸送条件などによって取り扱いが変わる可能性があるため、予約前の確認は欠かせません。
また、JALであっても飼い主が同じ便に搭乗する旅客向けのペットサービスは、今回取り上げた国内貨物のルールとは別に考える必要があります。
そのため代替手段を探す際は、「JALがダメならANA」と単純に決めるのではなく、貨物単独輸送なのか、飼い主も一緒に搭乗するのかを整理することがポイントです。
今回のJALの変更で特徴的なのは、夏期には犬・猫全体を原則輸送停止とし、さらにミックス犬については通年で原則輸送不可としたこと。
その背景には、外見だけで短頭犬種の血統が含まれている可能性を排除することが難しいという、安全面での判断があります。
大切なペットを飛行機で移動させる予定がある方は、利用時期や犬種だけで判断せず、最新の受付条件を航空会社へ確認してから準備を進めるのが安心ですね。


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