「コムサイズムは倒産したの?」と検索している方も多いのではないでしょうか。
きっかけになったのは、2026年8月に報じられた、島根県松江市の有限会社ストロー・アンド・ウェイの破産です。
この会社は過去にコムサイズムなどのFC店舗を運営していたため、ニュースを見た人が「コムサイズムそのものが倒産した」と受け取ってしまう可能性があります。
しかし、繰り返しますがコムサイズムのブランド自体が倒産したわけではありません。
そこで今回は、破産した会社とコムサイズムの関係を整理し、現在のコムサイズムや運営会社であるファイブフォックスについて詳しく解説します。
コムサイズムが倒産したと言われる理由

見出しだけ見ると「コムサイズム」が倒産したように見える
「コムサイズム 倒産」と検索されるようになった大きな理由は、コムサイズムの店舗を運営していたFC会社の破産報道にあります。
現在、TBSのニュースは削除されています。参考では、別の記事を貼付しています。
参考:企業調査のかくし扉「アパレルからスイーツへの30年、ストロー・アンド・ウェイ(松江市)が破産手続開始決定 2026.08.13」
ここで重要なのが、「ブランドを所有・展開する会社」と「FC店舗を運営する会社」は同じとは限らないという点です。
コムサイズムは、ファイブフォックスが展開するブランドの一つです。
一方、今回破産手続開始決定を受けたとされる有限会社ストロー・アンド・ウェイは、過去にコムサ・デ・モードやコムサイズムなどの店舗をFCとして運営していた会社です。
つまり、
コムサイズム本体が破産したのではなく、コムサイズムの店舗を運営していたFC会社が破産した
という関係になります。
この違いを知らずにニュースの見出しだけを見ると、「コムサイズムが倒産した」と誤解してしまうのも無理はありません。筆者もコムサ系は好きなブランドなので、驚いて検索しました。
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コムサイズムの公式通販サイトも健在
今回のケースでも、報道で名前が出ているストロー・アンド・ウェイと、コムサイズムを展開するファイブフォックスは別会社です。
また、コムサイズムの公式通販サイトを見ると、2026年8月現在も新商品や特集が掲載されています。
レディース、メンズ、キッズ・ベビーなどの商品が展開され、予約商品やセール商品も確認できます。
参考:ファイブフォックス公式通販(FIVEFOXes ONLINE STORE)
さらに公式サイトでは、2026年7月から8月にかけてもコムサイズムに関する新着情報が更新されています。
たとえば「夏のオフィスカジュアル」や「夏のお出かけ準備にぴったり!おすすめアイテム」など、通常のブランド運営が継続していることが確認できます
このことからも、「コムサイズムが倒産した」というのは誤解だと分かりますね。
では、なぜFC会社は破産することになったのでしょうか。
次に、今回破産した有限会社ストロー・アンド・ウェイについて見ていきます。
破産したストロー・アンド・ウェイとは?


確認したところ、現在はHPも閉鎖されていました。
今回のニュースで破産が報じられたのは有限会社ストロー・アンド・ウェイです。
コムサイズムそのものではなく、過去にコムサイズムなどのFC店舗を運営していた会社になります。
同社は島根県松江市を拠点として、アパレルのFC・販売代行事業のほか、フードサービスなどにも事業を広げていたとされています。
過去には松江サティ、現在のイオン松江ショッピングセンターにコムサ・デ・モードやコムサイズムの店舗を出店していました。
このように、同社は一つのブランドだけに依存するのではなく、複数の事業を展開していた会社だったことが特徴です。
アパレル関連ではFC店舗の運営や販売代行を行い、そのほかにもゴディバのFC店や、自社ブランドのポップコーン専門店などにも取り組んでいました。
一時期には売上高が数億円規模に達していたものの、ピーク後は厳しい経営環境に直面することになります。
アパレル業界では、ファストファッションの台頭や消費者の購買行動の変化、店舗間競争などが続いています。
こうした環境の中で売上が減少し、事業の採算性も厳しくなっていったとみられます。
さらに、複数店舗の運営や事業展開に伴う負担も重なり、資金繰りが難しくなったことが破産につながったとされています。
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2026年8月3日松江地方裁判所から破産手続開始決定
そして2026年8月3日、松江地方裁判所から破産手続開始決定を受けたとされています。
負債総額は約1億5,000万円と報じられています。
ここで注意したいのは、この約1億5,000万円の負債をコムサイズムやファイブフォックスの負債ではないということです。
あくまでストロー・アンド・ウェイという一企業の経営問題です。
FCという仕組みでは、消費者から見ると同じブランドの店舗に見えても、実際の店舗運営を別会社が担当している場合があります。
そのため、「○○というブランドの店舗を運営していた会社が破産した」というニュースを見たときには、ブランド本体の会社まで確認することが大切です。
今回もまさにそのケースと言えるでしょう。
では、コムサイズムを展開しているファイブフォックスは、現在どうなっているのでしょうか。
ファイブフォックスとコムサイズムの現在
コムサイズムを展開しているのは、東京都品川区に本社を構える株式会社ファイブフォックスです。
株式会社ファイブフォックスは、「COMME CA(コムサ)」を中心に複数のアパレルブランドを展開しています。実は、日本の企業なんですよね。筆者は海外のブランドなのかと思っていました。
1976年12月8日に設立され、婦人服・紳士服・子供服・服飾雑貨などの企画、製造、卸売、小売まで幅広く手がけています。
代表的なブランドの一つが、ファミリー向けカジュアルウェアを展開する「COMME CA ISM(コムサイズム)」です。
コムサイズムでは、レディースだけでなく、メンズ、キッズ、ベビー、雑貨なども取り扱っており、家族で利用できるブランドとして知られています。
ファイブフォックスは、コムサイズム以外にも「COMME CA」「COMME CA MEN」「MONO COMME CA」など、さまざまなブランドを展開しています。
また、企画から製造、販売までを一貫して行う製販一体型の事業体制を特徴としており、全国の百貨店やショッピングセンターなどに店舗を展開しています。
今回のニュースで混同しやすいのは、
コムサイズム=ブランド
ファイブフォックス=ブランドを展開する企業
ストロー・アンド・ウェイ=過去に一部店舗を運営していたFC会社
という、それぞれの立場の違いです。
この3者を分けて考えると、ニュースの内容がかなり分かりやすくなります。
コムサイズムは健在。好きな服はいつでも買えますよ!


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