こんにちは、ハトムギ(@hatomugi_bikatu)です。
最近、手足口病に感染しました。ネットで調べると「大人の手足口病は重症化しやすい」と脅しのような記事しかなかったので、本当に恐怖しかなかったのですが……
「中には軽症の人もいる!」と、ちょっとでも希望になればと思い、体験談をまとめました。
大人が罹った手足口病の時系列
大人が手足口病に罹った時の系列はこんな感じです。子どもから移ったので、子どもの発症を0日目としています。
| 経過 | 概要 |
| – | 保育園で手足口病が流行っているとの連絡あり |
| 0日目 | 連絡から10日ほどして子どもが手足口病を発症 |
| 14日目 | 1週間程度で子供の症状が落ち着く |
| 14日目 | 子どもが治ったのと同じ時期に大人に症状が現れる |
| 15日目 | 1〜3日後、手や足の裏に水ぶくれができる |
| 19日目 | 4日後、だんだんと痛痒くなる |
| 24日目 | 5〜6日後、痛痒さピーク |
| 38日目 | 7日後、症状が落ち着き始める |
| 66日目 | 2〜3週間後、水ぶくれが治った部分の皮膚が剥ける |
手足口病の潜伏期間は3〜5日程度らしく、ちょうど子どもが治ったタイミングで大人も発症しました。
↓こちらが手足口病と気付いた超初期の画像です。
発症中は写真を撮っていなかったのですが、はっきりと水ぶくれができるので、一目でわかります。
↓こちらが治った後の画像です。人差し指と中指に残っている赤みは、手足口病で水ぶくれができたところです。
軽症だった場合の大人の手足口病の症状
今回、幸いなことに私と夫、どちらも手足口病に罹ったのの症状はかなり軽症でした。実際の症状はこんな感じです↓
- 喉が若干痛く風邪っぽい
- 手、足の裏、足の甲、膝に水ぶくれができる
- 水ぶくれができたところはだんだんと痛痒くなる
- 特に足の裏の水ぶくれが痛くて歩きづらい
高熱もでなかったし、口内炎にもならなかったのは本当にラッキーでした。水ぶくれもそんなに多くはなく、片手、片足に5個程度?です。
ただ、日を追う事に手足に水ぶくれが増えていくので、なにか奇病に罹った気分でした。水ぶくれは5~7日週間程度、大小さまざまで続けました。
後は、水ぶくれが治ってからその部分だけ脱皮みたいに皮が剥けました。これも特に痛みはないものの、いまだに治った部分の皮膚に赤みが残っています。
手足口病は対処療法しかない
手足口病って対処療法しか治療方法がないんですよ。なので、発症して病院に行ったところで、鎮痛剤程度しか処方されないそうです。なので、「とにかく重症化させない」ことを子どもが発症したときから意識しました。
手足口病重症化防止のためにやったこと
「手足口病 大人」で調べると「重症化しやすい」「爪が剥げる」「完治まで1年かかった」などなど、恐ろしい記事しか出てこなかったのでとにかく重症化防止に力をいれて過ごしました。これが功を奏したのかは分かりませんが、参考になればと思うのでまとめておきます。
子どもが手足口病になった段階で免疫ケア開始
まず、こどもが発症した時点で「大人も感染している」前提で免疫ケアを開始しました。大人の発症率は低いという話もあるのですが、楽観視しないで、とにかく最悪を想定して対処を開始しました。ウイルスは潜伏期間に増殖し、異常に増殖した結果、症状が表れる(発症)らしいので、とにかく体内に入ったウイルスを増殖させないようにします。
漢方薬を飲む
手足口病は最初に風邪症状が出るので「喉痛いかな?」程度で漢方薬を飲んでおきました。通常の風邪薬とと違い、漢方薬は未病(病気ではなないけど健康でもない状態)でも飲めるためです。進行した後も症状に合わせていろいろ変えて飲んでいます。
- 麻黄附子細辛湯
- 葛根湯
- 麦門冬湯
- 龍角散
ここらへんです。とくに麦門冬湯をよく飲みました。(※漢方は体質に合わせてのむ必要があるので、詳しくは病院や漢方専門店で確認してください。)
鼻うがいをする
風邪のウイルスは上気道(鼻の奥で喉の上の方)で増える聞いたので、ちょっとでも調子が悪いと積極的に鼻うがいをしています。やり方は生理食塩水(ぬるま湯100mlに塩0.9g)を作って、鼻から吸って口から出すだけ。これだけですが本当にスッキリします。
↓やりづらいときは専用のものを使ったほうがいいかもしれません。
ニンニクを食べる
ニンニクって抗菌&抗ウイルス、免疫力向上などなど、とにかく健康効果がすごいんですよ。なので「ニンニク食べてれば手足口病も防げるのでは?」と思い、子供が発症したその日に焼き鳥のニンニク串を食べました。効果のほどは不明。
参考:【3週間】黒ニンニクを食べてみて実感した効果・効能5選
サプリメントを活用
「体がウイルスと戦うためには栄養があったほうがいいだろう」ということで、サプリメントも積極的に飲みました。マルチビタミンや栄養ドリンクなど。乳酸菌系のサプリも飲んだかもしれません。
体を冷やさずとにかく温める
冷えは風邪の大敵(免疫力下がる)なので、とにかく体を温めました。具体的には首と足首、足先です。とくに足先から冷えが悪化するので足元には常に湯たんぽです。
部屋を加湿する
部屋の乾燥がなぜ悪いかというと、
- ウイルスが好む環境だから
- 喉の粘膜の防御機能が低下するから
です。
もうすでに感染していたとしても、喉を守ることに意味はあるだろうと考え加湿を徹底しました。
↓ちなみに、加湿器は象印の使いやすくておすすめです。
睡眠時間を確保する
手足口病の子どもを看病しながらだと難しく部分もあるものの、とにかく、眠れそうなときを逃さず眠りました。
重症化するかどうかはウイルスの種類も関係するらしい
こんな感じで、いろいろ対処したところ大人になって手足口病に罹っても軽症ですみました。ただ、「対処法が功を奏した」と断言はできません。調べてみると、手足口病の原因ウイルスは何種類かありました。その種類によっても重症化しやすいかどうかが違うそうです。
なので、今回はたまたま軽くすむタイプのウイルスに罹っただけだったのかもしれません。
手足口病の対処療法でやったこと
手足口病発症中に対処法としてやったことを紹介します。私の場合、掌と足の裏の水ぶくれが主症状だったので、そちらの対処法が中心です。
肌荒れ対策用のビタミンを摂る
肌荒れにはビタミンB群が有効なので、チョコラBBを飲んでいました。手足口病が原因とはいえ、水ぶくれに変わりはないので肌荒れ対策のビタミンを摂れば効果があるのでは?と思ったからです。
厚手の靴下を履く
足の裏の違和感が強くなったときは、厚手の靴下を履いていました。クッションがあるだけで、だいぶ歩きやすいです。家の中なら弾力性のあるスリッパでもいいと思います。
水ぶくれに絆創膏を貼る
水ぶくれが大きくなり、痛みが強くなったときは絆創膏を貼っていました。はると貼らないとじゃ、痛みがかなり違います。足の裏の中心部分にできているなら魚の目用のパットもいいと思います。
痛みや痒みが強いときは薬を塗る
絆創膏をはっても痛いしかゆいときは、痒み止めの薬も使いました。以下のサイトがすごく参考になります。
参考▶くすりと健康の情報局|第一三共ヘルスケア「湿疹・皮膚炎の対策」
痒いと寝ているときに無意識に掻いてしまうので、なにかしら対策をした方がいいとおもいます。水ぶくれが潰れると治るのに倍近い時間がかかりました。
大人も手足口病になるから要注意!
ネットを調べると「大人は手足口病にかかりづらい」「でも、感染すると重症化しやすい」という情報が多く見られました。
私の場合、簡単に移った割には症状が軽かったので当てはまらないパターンもあるようです。普通の風邪と違って、水ぶくれが結構やっかいなので、もし感染したら“水ぶくれ対策”を事前にしておくといいかと思います。



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