「散歩ってただ歩くだけでしょ?そんな健康効果ってあるの?」と思った方。実は結構な健康効果があるんです。
こんにちはハトムギ(@hatomugi_bikatu)です。
散歩は普段運動をしない人、運動が苦手な人で手軽に行える有酸素運動です。
歩きやすい靴さえあれば直ぐに始められるお散歩ですが、実はストレス発散、ダイエット、脳機能アップと様々な健康効果が期待出来ます。
散歩の魅力と、散歩で起こる嬉しい効果・効能をまとめています。
たまにはのんびりお散歩にゃ
散歩するだけであなたに起こる嬉しい効果・効能
では、手軽で楽しいお散歩にはどんな効果・効能があるのか見ていきます。
散歩で手軽にストレス発散
外に出て歩くのって気持ちがいいですよね。自然の中で新鮮な空気を肺いっぱい吸い込んで歩くのは、なんだか体の中ストレスがふっと抜けて、リフレッシュ出来る気がします。
実は散歩のストレス発散効果、気分だけではありません。歩行や咀嚼といったある一定のパターンの決まった運動を「リズム運動」と言いますが、これらの運動にはストレスを発散させる効果がみとめられています。
また、「リズム運動」を行うことで幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌量を高める効果があります。
なので、気持ちがどうも落ち込んでいるときには日光の下、鼻歌を歌える程度のペースでお散歩してもみてください。
散歩はお金をかけず手軽に行え、健康にも嬉しいストレス発散方法です。
参照元:
・https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/113.html
散歩で感性が豊かになる
外を歩いていると、普段は気が付かないような季節の移ろいを感じることが出来ます。先週よりも風が冷たくなったなとか、昨日は閉じていた蕾が開いて薄っすらピンク色が見えているなとか…。
散歩をすると、五感を刺激するたくさんの情報が入ってきます。空調の効いた同じ風景の続く室内ではなかなか得られない体験ですね。
これら、五感を刺激する情報が私達の感性を豊かに育んでくれます。
実は、感性の乏しい生活を送ることは将来、痴呆(ボケる)に繋がるとも言われています。
ただ歩くだけと思われがちな散歩ですが、五感を刺激し、感受性を豊かにしてくれることで、将来のボケ予防にも繋がるんです。
散歩で食欲を抑える?ダイエットにも効果が
「え、散歩って体を動かすんだから、お腹が減るんじゃないの?」と思いますよね?なんと、最近は多くの研究で「運動をすることで食欲を抑えられるのではないか?」との見方が強まっています。
適度な運動は過剰な食欲を抑えてくれるようです。確かに、運動した後って食事が美味しく感じるので少量でも満足感がありますよね。
なので、散歩をすることで食欲は抑えてくれるのに、カロリーは減らしてくれる。散歩は簡単で続けやすいダイエット方法とも言えそうです。
散歩で体調が整う
外の新鮮な空気を吸って、季節の移ろいを満喫する散歩。足を動かすことで血流もアップするなど、簡単で手軽に出来る散歩ですが、これだけでも十分体調を整えることが出来ます。
特に、健康診断で異常がないのになんだかいつも具合が悪い人。こんな人はちょっとの運動だけでも体調が見違えるように良くなることがあります。(実体験です。)
普段運動しない人は是非散歩から初めてみてください。いきなり激しい運動をすると、捻挫・肉離れ・筋肉痛と逆に体調を崩しかねないですからね。散歩には体調が整う理由が揃っています。
散歩で体力アップ
歩くことで下半身の筋肉が強化出来ます。散歩って平坦な道を歩くイメージですが、外は室内と違ってちょっとした坂があったり、アスファルトのところもあれば、土のむき出しのところもあったりと、意外と足裏・ふくらはぎの筋肉を使います。
普段歩かない人ならなおさら、散歩だけでもいい筋トレになります。筋力アップ、呼吸器が強化することで、体力もつけることが出来ます。
散歩で冷えの解消
筋肉の70%は下半身に集中しています。太ももやふくらはぎ、ヒップなど、筋肉が目立ちますよね。筋肉量の多い足を動かす散歩は、そこまで疲労を感じずに全身にくまなく血液を巡らせることが出来ます。血行がよくなることで冷えの解消も期待出来ます。
散歩で脳まで活性化出来る!?
最後に、散歩をすることで体の血流だけでなく、脳の血流もアップするというお話です。つまり、運動と脳トレ両方叶えてくれるのが散歩ということです。
散歩をすることで、脳の活性化、記憶力・思考力の向上に繋がる可能性があるようです。これは、先程ご紹介したセロトニンの分泌や、血行促進とも関係があると言われています。
しかも、短時間の散歩(10分程度)でも効果があるのではないかとの説も。散歩と脳の関係といえば「哲学の道」を思い出しますね。著名な哲学者の西田幾多郎や田辺元が好んで散策(散歩)した道が、「哲学の道」だと言われています。
他にも、フリードリヒ(ヴィルヘルム)ニーチェも、毎日決まった時間の散歩を常としていたようです。脳を極限まで使っている人たちに散歩愛好家が多いのも、脳の活性化と何か関係があるのかもしれませんね。
以上が散歩をすることで起こる嬉しい効果・効能でした。
次に運動初心者が運動するなら散歩をおすすめする理由です。
散歩が運動でおすすめの理由
散歩は時間を選ばない
「運動したい!体を動かしたい!」と、思った時、直ぐに出来るのが散歩の魅力です。例えばジムに通っていても、24時間制でない限り、好きな時に運動するのは難しいですよね。
散歩はその点、朝でも夜でも、好きな時間に出来るのが魅力です。また、時間帯によって外の景色の違いを感じるのも楽しいです。
朝は日光を浴びて、夜は星空や月を眺めながら。時間を選ばす、それぞれの時間で違った楽しみ方が出来るのも、散歩のいいところです。
(安全を考えて深夜に散歩するのはおすすめ出来ませんが、、、。)
誰でも一緒に出来る運動 それが散歩
「歩く」というのは普段ほとんどの人が行っていますね。「よし!歩こう!!」と気合を入れてスタートするものではないと思います。
散歩は歩く延長線上にあるので、誰でも気軽に出来るところも魅力です。なので、家族、友達、恋人と、誰かと一緒に手軽に出来る運動とも言えます。
また、散歩は楽しく喋りながら歩ける速度がベストと言われていますので、運動不足解消に一緒に散歩に出かけるのもおすすめです。
道具がいらないのも散歩の特徴
これも、運動を始める時に本当に大事なんですよね。せっかく「運動をする」というモチベーションが高い状態なのに、道具の準備だとかが必要になると、一気にやる気ってなくなってしまいます。
その点、散歩は「ちょっと体を動かしたいな」と思ったらスニーカーに履き替えればオーケーです。服装だって春や秋の気候が穏やかな時なら、外出用のちょっとラフな格好で十分。
ユニフォームは、実際に外を散歩して、楽しいから本格的にウォーキングを初めたいと思って時に揃えれば十分です。運動したいと思った時、道具がなくて初められる。これも散歩のメリットです。
散歩なら筋肉痛にならない
普段運動しない人がいきなり極端な運動をすると、ほぼ確実に筋肉痛になります。で、筋肉痛が治るまで運動出来ない→運動が習慣化出来ない。という悪循環にハマったことがある人も多いでしょう。
散歩の場合、基本の動きは「歩く」ことです。なので、最初から1万歩近く歩かない限り、筋肉痛になることはほとんどありません。仮に、筋肉痛になったとしても軽症で済みます。
散歩は、筋肉痛など、体の痛みを気にする必要がないので、普段運動することがない人でも楽しく始めることが出来ます。
最後に、散歩をする時の注意事項です。
こんな散歩はNG
痛む箇所がある時はやめる
散歩中に膝や足が傷むようなら、すぐに散歩をやめましょう。痛みを我慢してまですると、後から重症になりかねません。気持ちよく出来る範囲を心がけて。
1万歩にこだわらない
「じゃあ、健康のために散歩で1万歩 歩こう!」と思う方もいるかも知れませんが、最初から高い目標はNGです。普段歩かない人がいきなり1万歩近く歩くと、結構な疲労感が出ますし、下手するとどこかしら痛めます。(体験談)
また、「1日1万歩あるこう」は、万歩計を販売する時のキャチコピーで、実はそこまで歩かなくても、体にいい効果はたくさんあると言われています。
「ウォーキング」ではなくゆっくり楽しむ「散歩」のイメージを大切に。
まとめ 散歩の効果・効能は想像以上!
以上が散歩をすることで起こる嬉しい効果効能でした。
最近散歩がマイブームでどんな効果があるのか調べて見ると、予想以上に体と心にいい効果がありました。
正直、ただ歩くだけの散歩にここまでの効果があるとは思っていなかったです。また、サイクリングやスイミングではなく、散歩だから認められる効果も沢山ありました。
紅葉が見頃の今の時期、是非散歩に出かけてみてはいかがでしょうか?
きっと想像以上のリフレッシュ効果を実感出来ますよ。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
written by hatomugi (@hatomugi_bikatu)
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