いつも何かに追われているような、心が休まらないことが多い。
イライラしたり、焦ったり、不安だったり…、ネガティブな状態をなんとかしたい…。
そんな状態に効果があると言われている瞑想(マインドフルネス)。
今では、海外の学校や大企業でも瞑想を取り入れるなど、取り組みが広がっていますね。
でも、瞑想(マインドフルネス)ってなんだか宗教っぽいような、オカルトっぽいような…
と、私も半信半疑だったのですが、試してみると嬉しい効果が沢山ありました。
心地いいからこそ続けられた朝の10分間瞑想。
今年1月から初めて3ヶ月が経過しましたので、今回のレポートでは、瞑想を始める3ヶ月前と、現在の状況を比較して得られた効果・効能をご紹介します。
(個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。)
瞑想を始める前
瞑想を始める前にはこんな悩みが多かったです。
皆さんにも多い悩みではないでしょうか?
疲れやすい
瞑想を始める前はとにかく疲れやすいのが悩みでした。
仕事から帰ってくると横にならないと動けないくらいぐったりと疲れていることが多かったです。
本などをよくよく調べてみると、脳で常に考え事をしていると、それだけで結構なエネルギーの無駄遣いになるようです。
なので、体は動かしていないのに、常に悩んだり、心配したりしている状況は、疲れがたまりやすくなってしまいます。
集中出来ない
目の前のことに集中出来ない。
周りの音が気になる。
今、行っていること以外の事を考えてしまう。
で、そのことが頭から離れない…。
(仕事中なのに、「今日の晩ごはんは何にしよう?」「人参あまってたか」「人参だけで作れるものある?」とか、考え出すとかですね。)
瞑想をする前は眼の前にある「今」に集中出来ないことが多かったです。
感情的
イライラしたら、いつまでもイライラを引きずる。
楽しいことがあると、いつまでも浮かれている…。
感情のコントロール、また、感情の切り替えがうまく出来ないのも、瞑想前の特徴でした。
こうなると自分の感情に振り回されて疲れ切ってしまうんですよね…。
いっそ感情なんて無くなればいいと思うくらい。
無駄遣い
例えば、「甘い物が食べたい!」と思ったらコンビニにすぐに買いに行ってしまう。
「今月は節約しよう!」と思っても、目の前の欲求を優先。
理性的にコントロールすることが下手な状態です。
感情的とも似ていますね。
無駄遣いばかりすると自己嫌悪にも繋がるので、改めたい習慣でした。
…このように、瞑想(マインドフルネス)をする前というのは、自分の欲求に率直で、感情のコントロールが難しい状態でした。
また、考えすぎたり、同じことを何度も考えたり、という状態で無駄に疲れが溜まりやすかったです。
朝瞑想(マインドフルネス)3ヶ月目の効果
では、このようなあまり良くない状態が、朝の10分間瞑想を続けることでどのように変化したか、ご紹介していきます。
疲れにくい
これは本当に驚いたのですが、明らかに疲れにくくなりました。
最初は「あら、なんだか仕事から帰ってきても体が楽だわ」程度でしたが、だんだんと帰宅後の休憩時間も減って、「まさかこれは瞑想の効果では?」と考えるようになりました。
「でも、瞑想にそんな効果あるの?」と半信半疑だったのですが、確認してみると、脳の過活動が原因で疲れが溜まっていた場合、瞑想はその解消につながるようです。
頭の中でつねに考え事をしている状態は、車のエンジンをつけっぱなしにしているのと似ているようです。
なので、瞑想をすることで脳の過活動を落ち着かせ、精神的な疲労削減効果が期待出来ます。
感情が整いやすい
イライラしても3時間程度で収まるようになりました。
(え?ちょっと長い??)
けれど、今までの私はイライラを3日近く引きずっていたので大きな進歩です。
3日もイライラしているとさすがに消耗してくるんですよね(笑)
また、イライラしたり、憂鬱だったり、とマイナスの感情が大きい時も、感情に振り回されることなく、「どうして今こう感じている(イライラしている、悲しい、嬉しい)のだろう?」と客観的に見られるようになりました。
集中力が高まる
瞑想(マインドフルネス)はとにかく「今、この瞬間」に集中する訓練です。
その結果か、集中力が上がったように感じています。
例えば、目の前に仕事があれば仕事に集中する。
ブログを書いている時は書くことに集中する。
などですね。雑念が減るというのがピッタリな表現かもしれません。
学生の頃から瞑想をしていれば良かったなぁ…というのが正直な感想です(笑)
周りが気にならない
周りで騒いでいたり、楽しそうにしていたりしても、あまり気にならなくなりました。
なんというか、「別の世界のこと」のように切り離すことが出来るようになったんですね。
「それよりも今は目の前のことに集中しよう」という切り替えが早くなりました。
ただ、これはまだ体調が万全の時限定です。
寝不足や過労だと、ここまで割り切るには至っていないです。
悟り(さとり)の域に達したいものです。
無駄遣いが減った
瞑想を行うことで、本能よりも理性が優勢になったのか、無駄遣いも極端に減ってきました。
だいたい3ヶ月目位で現れた効果の一つです。
今までは…
「お腹減った…」「コンビニ行こう!」 だったのが、
瞑想後は…
「お腹減った…」「コンビニ行こう!」「いや、でも家に帰ればバナナあるし…」「よし、家に帰ってバナナを食べよう!」
と、とどまることが出来るようになりました。
瞑想でその日の体調がわかる
体調も3ヶ月ほど瞑想を続けることで理解出来るようになりました。
瞑想中、雑念(心配ごとやどうでもいい内容)が頭をよぎって集中出来ない時は「あー、今日は疲れが溜まっているな」とわかるように。
そんな時はいつもより少し長めに瞑想することでリフレッシュ&リラックスする時間を多くしています
逆に、頭の中が静かでひたすら呼吸に集中出来る時は体調も万全だと理解出来ます。
このように、朝の10分間瞑想は今のところ私にとってはメリットの大きいものとなっています。
なんといっても
・疲れづらい
・感情をコントロール出来る
この2つが瞑想で得た効果の中では特に大きいです。
瞑想の効果について科学的に知りたいなら…
このように、瞑想で得られ効果は
・疲労軽減
・感情の安定
・集中力の強化
・判断力の向上
と、嬉しいものばかりです。
「でも、なんで瞑想ってそんなに効果があるの?」
と不思議に思う方も多いと思います。
そんな方には、瞑想の効果を脳科学的に解き明かしているこちらの本をがおすすめです。
脳から身体を治す 世界のエリートは知っている最高の健康法 (新書656) [ 久賀谷亮 ]
私自身、瞑想(マインドフルネス)に様々な健康効果が期待できる!
と、言われても根拠がわからないので、その効果について半信半疑なところが大きかったです。
最初は私自身に起こった変化についても「みんな瞑想がいいって言うから、なんとなく効果を感じている気になっているだけなのでは?」と疑ってかかっていました。
せっかくなら、どうして効果があるのかをもっと具体的に理解したいと思って購入したのがこちらの本になります。
こちらは、「脳疲労が消える 最高の休息法」の著者である、久賀谷 亮 さんの書かれた本になります。
「脳疲労が消える 最高の休息法」は瞑想本として結構話題になりましたよね。
最高の休息法【音声ダウンロード付き】[脳科学×瞑想]聞くだけマインドフルネス入門【電子書籍】[ 久賀谷亮 ]
「「脳疲労が消える 最高の休息法」よりも、もう少し安くて瞑想について書いてる本はないか?」と探していて見つけた本です。
内容としては、前半7割程度は脳を整える最新治療TMS治療について。
後半3割程度が日常で出来る脳の整え方として瞑想などを紹介しています。
瞑想についての記述自体は少ないものの、なぜ効果があるのかを脳科学の側面から理解出来るのでおすすめです。
効果の理由がわかると、より一層効果を感じる気もしますしね!
まとめ 瞑想には嬉しい効果がいっぱい
いかがでしたか?
瞑想(マインドフルネス)で得られる効果は…
・精神疲労の軽減
・感情の安定(不安・イライラ軽減)
・集中力アップ
・判断力アップ
と、今の所嬉しい効果ばかりでした。
10分間、ひたすら自分の呼吸に意識を向けるだけ。
お金も手間もかからずに初められるのに、リフレッシュと、深いリラックスを得られるのが魅力です。
ほかにどのような効果があるか?
これからも瞑想を続けることで、発見していきたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
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