ティファールのマルチポットは、炒める・煮込む・揚げるなど、1台で6つの調理ができる鍋です。しかも、保温性が高く、焦げ付きづらいなどなど、料理がラクになる性能の高さも備えています。3千円ちょっとと決して高くはないものの、使い勝手がいいので我が家では大活躍しています。
この記事では、主婦のハトムギ(@hatomugi_bikatu)がティファールのマルチポットの使用感やメリット・デメリットを紹介します。
炒めてから煮込める鍋が欲しい!
我が家には大鍋と雪平鍋、土鍋、すき焼き用の鍋とさまざまあるものの、“炒めてから煮込める”鍋が一つもありません。野菜や肉を炒めると鍋肌にこびりつくものばかりなので、先にフライパンで具を炒めてから、スープやカレーを作っていました。
しかし、これが面倒くさい。洗い物が1つ増えるだけでもゲンナリです。そこで、鍋一つで炒めて煮込める、使い勝手のよいものはないかと探してみました。
焦げ付きづらそうなティファールのマルチポットに決定!
「どうせなら、ちょっとした揚げ物もできるタイプの鍋がいいな」と、考え候補に挙がったのが“マルチポット”です。1台で煮たり・焼いたり・揚げたりできるので便利そうだと、前々から気になっていました。
マルチポットはさまざまなメーカーから出ているものの、最終的にはティファールにしました。理由は、我が家で既にフライパンを使っており、焦げ付きづらくて使いやすかったからです。3,500円前後と手頃な価格も決め手の一つですね。デザイン性の高さもいいなと思いました。
ティファールのマルチポットをレビュー
ティファールのマルチポットは購入してから半年程度使っているので、それまでに感じたことをレビューしていきます。
※なお、我が家のティファールのマルチポットは鏡面仕上げなので、今回掲載している画像は全て反射部分を加工しています。
まず、見た目から。こんな感じで結構高さがあります。なので、パスタも茹でられます。鍋肌は厚みがあるので、カラの状態でも重たいです。スープを満タン作るとずっしりします。
こんな感じで、注ぎ口があるので汁物が残った時も最後まで御椀に入れられ便利です。
マルチポットの中はこんな感じで、ティファール製品特有の焦げ付きづらい加工がされています。炒めるタイミングを教えてくれる「お知らせマーク」もあるので炒め物もしやすいです。
取っ手も握りやすいです。
鍋の裏側はこんな感じでおしゃれです。
蓋が特徴的で、こんな感じで持ち手が丸くなっています。
バネ式なので、閉じたり・・・
開いたり自由にできます。で、これが使いやすいんです。
全体的な特徴は以上です。次に使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
ティファールのマルチポットのメリット
ティファールのマルチポットのメリットをまとめるとこんな感じ。
- 本当に炒めたり・煮込んだり・揚げたりできる
- 炒めるときも焦げ付きづらい
- 厚手なので保温効果が高い
- 丸みがあるからか吹きこぼれづらい
- 鍋蓋が置きやすい
本当に炒めたり・煮込んだり・揚げたりできる
疑うのも変な話しですが、本当に炒められるし、煮込めるし、揚げ物もできます。まだ米を炊いたことはないものの、厚手なので炊飯も大丈夫だと思います。
とくに“揚げる”が優秀で、少量の油でカラッと美味しく揚げ物ができて便利です。マルチポットは小ぶりで高さがあるので、普通の揚げ物用の鍋や大きいフライパンで揚げ物をやるより少量の油で済みますさらに、鍋肌に厚みがあり油の温度の上がり下がりが少ないのか、少量であれば美味しく揚がります。
一人暮らしならティファールのマルチポット1台あれば、料理はなんでもできそうと思うくらい万能です。
炒めるときも焦げ付きづらい
鍋によっては、炒めているときに肉やイモが鍋肌にくっつくことってあるじゃないですか?ティファールのマルチポットは、鍋の温めが不十分でも、鍋肌に食材がこびりつきづらいです。(十分温めて使うとめったにこびりつかない。)
さらに、少し焦がしても洗剤だけで焦げはするっと落ちます。スープ類は具をしっかり炒めて、旨味を凝縮してから作れるので本当に便利です。
厚手なので保温効果が高い
予想していなかったメリットは保温力の高さです。厚みがあり本体が重たいものの、その分、マルチポットの温度が下がりづらいので調理後は食材にじんわり熱が伝わります。煮物を作るときに重宝しています。
丸みがあるからか吹きこぼれづらい
丸みがあるからなのか、吹きこぼれづらいのも使いやすい点です。これまで何度も豚汁を作って、気がついたら沸騰しているのですが一度も吹きこぼれていません。
蓋をしているからか?とも思ったのですが……。蓋なしでも吹きこぼれないんですよね。なので、同時並行で調理するときもちょっと気を抜けます。
鍋蓋が置きやすい
鍋蓋の取っ手が特殊なので、購入するときちょっと迷ったものの、これがすごく使いやすいです。取っ手は90度自由に動くようになっていて、完全に寝かせて使うこともできます。なので、普通の鍋蓋のように、反対にして置くと取っ手を軸にして蓋がぐるぐるまわることがありません。冷蔵庫に高さがない時も、取っ手を寝かせられるので蓋ごとしまいやすいです。
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ティファールのマルチポットのデメリット
ティファールのマルチポットは、汚れか落ちやすいものの油汚れは結構残りやすいです。また、表面がシルバーのタイプはキレイな状態を保つのが難しいです。
揚げ物の後の汚れは落ちづらい
ティファールのマルチポットで揚げ物をすると、ニオイや油汚れが残りやすく、なかなか落ちません。なので、我が家では一度洗剤で洗った後、重曹を入れてお湯を沸かすなどして油汚れを落としています。
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シルバータイプは表面が変色しやすい
表面がシルバーのタイプは、熱で茶色っぽくなったり、焦げ付きが残って変色したりしやすいので、気になる人は注意してください。ちゃんとお手入れすればキレイな状態を維持できるかもしれませんが、研磨剤を使っていいものかわからず我が家ではこんな感じでくすんでいます。
1台6役!ティファールのマルチポットでできること
なお、ティファールのマルチポットでは以下の調理が可能とのことです。
- 焼く・炒める
- 茹でる
- 煮る
- 炊く
- 揚げる
- 沸かす
被っている感じの調理方法もあるものの、本当にマルチに使えます。
ティファールのマルチポットのバリエーション
ティファールのマルチポットには以下の2種類があります。
- IHステンレスマルチポット(IH・ガス火対応、16cm)
- オプティスペース マルチポット(ガス火専用14cm)
オプティスペース マルチポットの方がカラーバリエーションが豊富で色もかわいいんですが、16cmのものはシナモンブラウンしかありません。我が家では大きいサイズが欲しかったので、IHではないものの「IHステンレスマルチポット」を購入しました。
まとめ:マルチポット大活躍!
ティファールのマルチポット、本当に多機能で調理で大活躍しています。もう少し早くマルチポットを知っていれば、我が家の収納スペースはもっとスッキリしていたのにと、少し後悔するほどです。「とりあえず使いやすい鍋が欲しい」というあなた。ぜひ、ティファールのマルチポットを検討してみてください。
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