揚げ物の油を固める“廃油処理剤”って、地味に高いですよね?(300円~くらい)
アレ、実はダイソー(100均)で買えるんです。
こんにちは、月に2回くらい揚げ物をするハトムギ(@hatomugi_bikatu)です。
天ぷらや唐揚げなど、美味しいのはいいですが、
揚げ物の回数が少ない家庭だと、残った廃油の処理が厄介ですよね。
揚げ物に再利用するには時間が立ち過ぎるし、
かと言って、「廃油凝固剤」は地味に高い…。
そんなことを思っていたら、ダイソーで売っていました
廃油処理の味方。「固めるテンプル」。
この記事では、ダイソーの固めるテンプルで「本当に油が固まるのか」、凝固剤以外の廃油処理アイテム、お金をかけない簡単な油の捨て方をご紹介します。
✓100円のテンプルって本当に油固まるの?
✓廃油を安く処理する方法を知りたい!
こんな方におすすめの内容となっています。
ダイソーの固めるテンプル使用レビュー
では、本当に100円で油が固まるのか!?
確認していきます。
赤い袋に白いツブツブ
こんな感じの凝固剤が入っています
開けて、油に投入します。
まだ温かい廃油に投入!
「本品は80℃で溶けます」とのことなので、
まだ熱さの残っている油に使いましょう。
混ぜていると溶けます
白いつぶつぶも混ぜているとだんだんと溶けてきます。
割り箸で混ぜると、後の処理が楽です。
※コロッケの後なので油が汚くてすみません(汗
冷えると固まった!
完全に溶けてから少し放置。
確認すると、しっかり固まっていました!
取り出しづらい時は鍋を温める
もし、テンプルが取り出しづらい時は、鍋を少し温めると簡単に外れます。
袋に入れて、燃えるゴミで処理しました。
これ、本物です(笑)
これ、後から気が付いたんですが、100均オリジナル商品ではなく、本物の「固めるテンプル」でした。
販売元:ジョンソン株式会社
と、なっています。
まさか、100円で買えるとは…。
今まで300円以上払っていたのが悔やまれますね(笑)
※確認
…と、こんな感じで100円ながらしっかり廃油が固まりました。
なのでみなさん!
今後はぜひ廃油凝固剤は100均で探してみてください。
(他の方のブログを見ていると、色々種類があるようです。)
200円以上、お得に買えちゃいますよ◎
他にもある!廃油処理アイテム!
廃油の処理方法って、「固めるテンプル」くらいしか知らなかったのですが、調べてみると色々あるんですね。
面白いのでちょっとご紹介です。
パッドタイプ
※画像はクリックするとAmazonに飛びます!
「油吸わせ隊」「廃油処理パッド」などの商品名で販売しています。
綿やレーヨン、パルプが詰まったパットを冷えた廃油に入れて、吸い取らせて処理します。
1枚で80~110mlの油を吸い取るようなので、廃油が量が少ない時に向いてますね。
低価格・大容量な点も◎
冷えた油に使える点、固形化しないので誤飲を防げる点から、小さいお子さんがいる家庭にも良さそうです。
関連記事▶【レビュー】ダイソー 油吸収パッドは揚げ焼き後の処理に使いやすい!120mlの油を吸い取る
箱・袋タイプ
※画像はクリックするとAmazonに飛びます!
「かたづけポイ」「 廃油捨J」などの名前で販売しています。
袋や箱の中に吸油パットが入っていて、直接油を袋に流し込んで燃えるゴミとして破棄します。
1袋で600mlの油を処理できるので、大量の揚げ油を使った後にもおすすめです。
「固めるタイプのように鍋にこべりつかないので楽」という口コミが寄せられていました。
“テンプル使いづらい派”は試してみてはいかがでしょうか?
石鹸タイプ
※画像はクリックするとAmazonに飛びます!
「まぜたら石鹸」「廃油リサイクル剤」などの名前で販売しています。
廃油に混ぜることで家庭用石鹸を作れる優れモノです。
(参考記事:【夏休み自由研究】キレイでかわいい石鹸が簡単に作れる!手作り石鹸セットのご紹介です【送料無料】)
なお、人体用ではないので注意!
商品1つで、500gの廃油から800gの石鹸が作れます。
「子どもと一緒に自由研究で作ってみました!」
「クリームタイプの石鹸でなかなか使いやすいです。」
こんな口コミが多数みつかりました。
親子で油から石鹸を作るって楽しそうですね!
市販品に頼らない!簡単に油を処理する方法は?
では、次に「できればお金をかけずに揚げ物油は捨てたい!」という人へ、家で簡単に処理する方法をご紹介します。
廃油を牛乳パックに入れる
空いた牛乳パックに古新聞やキッチンペーパーを詰め込み、その中に廃油を流し込みます。
流し込んだ後は、牛乳パックの口をガムテープでしっかり止めて、燃えるゴミで破棄しましょう。
(ガムテープの止め方が甘いと、油が流れ出てくるので注意!)
我が家でも、テンプルを切らしている時によくやる方法です。
この方法、調べてみると夏場などに自然発火の危険性があるため、新聞紙を少し水で湿らせた方が良いようです。
危ない、知らなかった!
ポリ袋に入れる
ポリ袋を二重にして、その中に古新聞を入れ、廃油を流し込む方法です。
牛乳パックのポリ袋版ですね。
ただこの方法、個人的にはあまりおすすめできません。
✓新聞はそこまで油を吸わないので、油が結び口から漏れそう
✓ポリ袋は二重にしても破れやすい
ポリ袋を使うんだったら、、牛乳パックを使った方が安全かなと思います。
リサイクルに出す
実は廃油、回収やリサイクルできる場合が多いです。
例えば、生協では、500mlのペットボトルに廃油を詰めて、発砲トレーのように、リサイクルとして出すことができます。
北海道のみんなは「コープさっぽろ 廃油」で検索してね!
ただ、ちょっと調べたところ、東京方面の生協では廃油の回収をしていなさそうでした…。
その代わり、「TOKYO油田2017」というリサイクルプロジェクトで廃油回収を行っているようです。
▶TOKYO油田 回収ステーション情報はこちら
気になる方は確認してみてくださいね。
キッチンに直接流すのは厳禁!!
昔、知人で「揚げ物の油、キッチンの排水溝に流してるよ?」と言う人がいましたが…
これは厳禁です(笑)
✓排水管が詰まる原因に
✓排水管の悪臭の原因に
✓排水管どころか下水管も詰まる原因に
✓下水の処理に負担がかかるらしい
わかりやすい説明はこちら↓
…こんな感じで、直接キッチンに流すとロクなことがありません。
なので、揚げ物の油は凝固剤で固めたり(100円で買えるし!)、牛乳パックに入れたりして、捨てるのがベストです。
おまけ:固めるテンプルはなんで油が固まるの?
最後にちょっと気になった、「なんで固めるテンプルで油が固まるの?」についてまとめてみました。
固めるテンプルって原料はなにで出来てるの?
固めるテンプルって、いかにも「薬剤」っぽい見た目ですが、実は原料は「植物性油脂成分」のみ。
唐ゴマから抽出した成分のようで、安全性にも優れているんですって。
原料は油なのになんで廃油が固まるの?
ジョンソンさんの回答はこちら↓
「固めるテンプル」はなんで固まるの?
テンプルは油の中に溶けると温度が下がる過程で、油を閉じ込めるような「カゴ状の三次元構造」を作ります。液状の油がその組織の中に抱き込まれ、動けなくなっているのが固まった状態で、油自体が化学的に変化しているわけではありません。
- テンプルの量が少ないと、カゴ状組織がまばらで動きやすくなるため固まりません。
- 温度が上がるとカゴ状組織が壊れ、再び液状に戻ります 。
本文・画像引用:SCジョンソンカタログ | よくあるご質問 「テンプル」
わかるような…
わからないような…
テンプルが油を取り囲んで動けなくするってことでしょうかね?
面白いですね。
製品情報
販売名:固めるテンプル
品名:廃油(植物油)処理剤
内容量:18g×10包 (1袋で600mlの油を固められる)
購入場所:ダイソー
価格:100円(税別)(※ダイソーでの購入価格)
原産国:インド
製造・販売:ジョンソン株式会社
成分:植物(唐ゴマ)抽出の天然油脂系脂肪酸100%
まとめ
以上が、100均で買える「固めるテンプル」や廃油の処理方法についてのまとめでした。
100均って、実は高上りの商品も多い(調味料とか、お菓子とか。)のですが、廃油処理アイテムは自信を持って「安い!」と言えますね。
揚げ物の回数が多い家庭だと、処理剤が200円安くなるだけでも、結構大きな節約になるのではないか?とおもいます。
他にも、面白節約グッズを探したいですね!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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