自粛やおこもりの影響もあってか、密かなブームらしい家庭菜園。
「二十日大根は初心者でも簡単に育てられるんでしょ?」
と、始める人も多いと思いますが…、
そんなことはありません。
こんにちは、見事に二十日大根を枯らしたハトムギ(@hatomugi_bikatu)です。
庭がなくても、ベランダで植物を育てられると、
プランター菜園を始める人も多いようですね。
「簡単そうだし、美味しい野菜も食べられる!」
と、私も始めてみましたが、そんな生易しいものではありませんでした。
この記事では、プランター栽培初心者が見事に植物を刈らした原因をご紹介していきます!
ベランダ菜園初心者が植物を枯らした理由4選
ベランダで、プランターを使って植物を育てる。
実はしっかりと条件を整えないと育てるのは厳しいんです。
日光不足
発芽の際、日照時間が不足していると、植物は上手く育ちません。
そんなことさえ、家庭菜園初心者はわかりませんでした。
…私がプランター菜園を始めたいのは6月終わりから7月頃。
そもそも春先から始める家庭菜園に出遅れているのも問題です。
で、今年(2020年)は、梅雨の時期が長くて、日照時間不足が深刻でしたよね。
梅雨のない北海道でさえも、どんより曇った日が1ヵ月近く続きました。
そんな状態で二十日大根の種を撒くもんだから、発芽しても双葉はひょろひょろ。
見るからに頼りない。
後から知ったのですがこれを“徒長(とちょう)”といいます。
日光が、不足すると双葉の状態で茎が延びてしまい、その後の発育に悪影響が出ます。
いつまでたっても本葉が開かず、ダメにしてしまいました。
直射日光
「植物は日光が好きだから、双葉が出た後は日に当てた方がいいはずだ!」
真夏のベランダで小松菜の双葉を直射日光にあてて見事に枯らしました。
芽が開いたばかり。
言わば、“植物の赤ちゃん”に直射日光は厳禁でした。
特に、炎天下、真夏の太陽光は絶対ダメ。
半日で湯で野菜のようになってしまいました…。
たしかに、考えても見れば自然界で双葉が直射日光にさらされることなんてないですよね。
(森なら大木や背の高い雑草が日光を遮る)
植物の赤ちゃんは…
✔️穏やかに日光の当たる
✔️風通しのいい場所で
✔️乾燥に注意して
大切に育ててくださいね。
季節が合っていない(適正温度間ではない)
種が売ってるからって、いつ蒔いてもいいわけではわりません。
植物には…
→芽を出すための適正な温度
「育成適温」
→育つために適正な温度
これらがあるので、一年を通して育てられる植物でも注意が必要です。
特に、35度を越える日が続くような真夏は発芽にも成育にも不向きなことが多いです。
夏場は室内で育てるか、時期をずらして育てるか。
対策が必要になります。
水不足、肥料不足
植物によって必要な水の量も、肥料の量も変わってきます。
たっぷりと水分が必要な植物もあれば、乾燥ぎみが好みのものも。
肥料が多い方が育つものもあれば、多いと負けてしまうものも。
ここら辺をしっかり調べないと、せっかく発芽して本葉が出ても丈夫に育ってくれません。
家庭菜園は最初から最後まで勉強です。
プランター菜園は難しい!
このように、プランター菜園は簡単そうに見えて、初心者がハマる罠が大量に潜んでいます。
✔️嫌光植物?
✔️好光植物?
✔️季節は合ってる?
✔️水は?
✔️日光は?
✔️肥料は?
✔️土のPHは?
…などなど。
「二十日大根は初心者でも簡単!」
…なんて大嘘です!!(笑)
「それでも、植物を育てて収穫するのを楽しみたい!」
それなら、水耕栽培をおすすめします。
これだけ植物を枯らした私でも、簡単に収穫までたどり着けましたよ。
ベランダ&プランター菜園は勉強必須!
どんな趣味でもそうですが、上達するには勉強が必須です。
ベランダ菜園もきちんと勉強すれば、しっかり丈夫な植物を育てることができると思います。
(まだ収穫出来ていないのであくまでも予想ですが…。)
私は只今、こちらの本で勉強中です。
カラーで見やすく、「二十日大根」の育て方を丁寧に解説しているので、わかりやすいです◎
こちらの本も高評価多数、写真が充実。
次はこっちを買いたい。
まとめ プランター菜園は難しいけど楽しい
以上が初心者がプランター菜園で植物をことごとく枯らした主な理由でした。
自宅にいながら、ベランダで野菜が収穫できる。
なんとも夢のあるプランター菜園ですが、巷で、言われているほど簡単ではありません。
ただ、しっかりと勉強すれば長く楽しむことができる趣味でもあります。
そして、なんといっても発芽して日に日に大きくなっていく植物を見るのは本当に楽しい!
“愛おしさ”さえ感じてきます(笑)
最初は失敗続きでも、やっぱりプランター菜園はおすすめです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
written by hatomugi (@hatomugi_bikatu)
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