三菱ケミカルは3月27日、食品包装用ラップ関連製品を現行価格から35%以上値上げすると発表しました。値上げ価格の適用は4月21日納入分からです。
こんにちは、ハトムギ(@hatomugi_bikatu)です。
今回は、今、ラップを備蓄しておきたい3つの理由を紹介します。実はラップって1本で複数の役割をこなせるので、防災用品として本当に優秀です。
家にまったくラップ備蓄がない方は、1本でも買っておくのがおすすめですよ!
三菱ケミカル 食品用ラップの35%以上の値上げを発表
三菱ケミカルは4月21日納入分から、家庭用・業務用の食品ラップフィルムを35%以上値上げすると発表しました。具体的には業務用が中心の「ダイアラップ」らしいので、家庭用はもしかすると影響が少ないかもしれません。
参考:Yahoo!ニュース「三菱ケミ、食品包装用ラップフィルム35%以上値上げ 中東情勢で」
ただ、値上げの理由が「ナフサを原料とする原材料価格高騰で製造コストが上昇しているため。」なので、今後、別のメーカーのラップも値上がりする可能性は十分にあります。
ラップを備蓄しておきたい3つの理由
値上がり前にラップの備蓄をしておきたい理由は次の3つです。
- 値上がり→品不足リスクが高いから
- ラップの性能を代替できる製品が少ないから
- 防災用品として優秀だから
特にラップは防災用品としてかなり優秀です。今後の品不足の可能性も考えると、1本程度でも備蓄したいですね。
値上がり→品不足リスクが高いから
ホルムズ海峡の閉鎖が続くと仮定すると、ラップの値上がりの次は、品不足になる可能性が非常に高いと思っています。
ラップの主原料はポリ塩化ビニリデンやポリエチレンなど、石油由来の素材です。
お金を払って買えているうちはいいものの、原材料が本当に入ってこなくなったら、生産中止になるでしょう。
実際、ロフトではプラスチック容器の発売を中止しているので、すでに影響が出ている製品もあります。
生活雑貨のロフトは、7月に予定していたプラスチック容器の発売を取りやめる。米国によるイラン攻撃で原材料調達のめどが立たず、生産できなくなった。
参考:日本経済新聞「ロフト、樹脂容器を発売中止に 中東情勢で原材料調達めど立たず」
さらに「パニック買い」のリスクもあるので、ラップは今のうちに多少買っておいていいと思います。
ラップの性能を代替できる製品が少ないから
ラップには、密着性・伸縮性・耐熱性・耐冷性・耐水性・臭いの遮断など、さまざまな性能があります。使い捨てできるので、衛生面にも優れています。
個人的に、数あるものの中でもオイルショック前に積極的に備蓄した方がいいと思っているものは、、、
- 替えが利かないもの(燃料など)
- 衛生が求められるもの(ゴム手袋、ラップなど)
- 生存に直結するもの(食料、薬など)
です。
「食品の保存」だけであれば、ガラス容器や琺瑯容器、蜜蝋ラップなど、いくつか候補はあります。しかし、ラップの持つ全ての性能を1つで網羅できるものって、ほとんど思いつきません。で、この性能、災害時に役立つので備蓄した方がいいと思っています。
関連記事:【厳選】オイルショックに備える!今すぐストックしたい日用品7選
防災用品として優秀だから
災害時、ラップが1本あるだけでこれだけのことができます。
- 皿に被せて水を節約する
- 消毒後の傷口に巻いて応急処置をする
- 体に巻いて防寒具にする
- 貼り付けて防水する
- 丸めてスポンジにする
- ねじって紐やロープの変わりにする。
実際に、防災用品の備蓄リストの中に食品用ラップは必ず入ってきます。
軽くてかさばらないところも、ストックに向いています。
防災用品の一つとして考えたときも、ラップは備蓄しておいて損はないでしょう。
ラップは何本くらい備蓄すればいい?
おすすめは3〜6本です。家族構成や使い方によっても変わりますが、ラップの消費量は1カ月1本が目安だそうです。
なので、3~6本程度あれば、3カ月から半年はもちます。
保管場所に余裕があり、ラップを使う量が多いのなら、値上がりリスクも考えて12本くらいあってもいいと思います。腐るものでもないですからね。
ただ、あまり多いと今度は場所を取るし、いくらあっても不安にもなりそうだし、12本が限界かなぁ、という印象です。
なお、我が家では常に6本程度備蓄しています。
おまけ:日本で想定されている地震リスク
南海トラフや首都直下など、日本では30年以内にM8以上の巨大地震が発生する確立が高い地域がいくつもあります。
参考:内閣府 防災情報のページ「地震災害」
なので、本当に最悪ですが「石油不足×自然災害」が発生する可能性もゼロではありません。
私の住む地域は北海道なので、もし、ホルムズ海峡の閉鎖が続き、日本全国の物資が不足しているなかで日本海溝・千島海溝型地震が来たら……
「災害支援物資は届かないだろう」くらいに思っています(笑)
笑いごとではないし、届かないこともないとは思いますが、届くまで1カ月以上かかりそうですよね。だって、物資もなければ輸送するための燃料もない分けですからね。
また、ホルムズ海峡の閉鎖が解かれても、石油タンカーが安全に通過するためには海の下の爆弾の撤去(機雷)など、色々やることがあるそうです。
閉鎖が解かれたからといって、すぐに通常の石油の流通量には戻らないと考えられています。
地震リスクも考慮するなら、備蓄品は少し厚めにストックして、少なくとも自分の周りだけでも守れる備えはしたいですね。
関連記事:ホルムズ海峡はいつまで閉鎖する?5つのパターンと起こりうる事態を考えてみました
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※参考:内閣府「特集 地震を知って地震に備える!」
まとめ:オイルショック+自然災害も想定したい
ホルムズ海峡もあと数週間で閉鎖が解かれ、何事もなく収まるのが一番の理想ではありますが、、、
そうならなかったとき、オイルショックだけでなく、地震リスクも考えて備蓄や対策をすすめたいなと思っています。
過度に心配する必要はないとは思うものの、最悪のリスクにある程度備えられるようにするのが防災ですからね。

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