アセロラの効果と特徴 ビタミンCとコラーゲンについて

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日本ではジュースでおなじみのアセロラ。「ビタミンCが豊富!」「美肌に効果あり!」なんて話しはよく聞きますが、アセロラっていったい何でしょうか?果物?野菜??

スーパーでは、なかなかお目にかかれない、アセロラの秘密を調べてみました。

 

アセロラの効果と特徴

ご存知の方も多いとは思いますが、アセロラは西インド諸島、南アメリカ北部から中央アメリカが原産とされる果物です

 

また、「アセロラ」という名前は実はスペイン語が由来です。

 

アセロラにはレモンの4倍とも言われるビタミンCが含まれています。日本ではジュースのイメージが強いアセロラですが、実は日本で売られているアセロラジュースのほとんどがアセロラ本来の味はしないそうです。

 

…これ結構ショックですね!

じゃあ、今まで「アセロラ」だと思って飲んでいたジュースは一体なんの味なんだろう?と疑問が残ります。

 

 

アセロラには「酸味種」「甘味種」がある

さらに調べをすすめると、アセロラには酸味の強い「酸味種」と、甘みの強い「甘味種」があるそうです。

 

○酸味種

バーモント、レーボルクなど

酸味が強く主に加工品として使われる。甘味種よりもビタミンC含有量が多い。

 

○甘味種

フロリダスウィート、マノアスウィート、ルビートロピカルなど

穏やかな酸味から、食用にむいている。

 

参照サイト:

・https://www.kudamononavi.com/zukan/acerola.htm

 

 

「甘味種のアセロラなら食べてみたい!」と思い生で食べられるものが売っていないか調もべてみました。

日本では、アセロラの栽培はほとんど行われておらず、生のものを買うのはなかなか難しいようです。また、アセロラ自体も熟した果実は傷みやすく、市販に向いていないんだとか。

 

 

 

それでもアセロラが食べてみたい!

それでも、生のアセロラを食べてみたいと思い、色々と調べたところ、冷凍アセロラなら楽天で買えることがわかりました。

他にもジュースにアセロラの果実を入れたものや、アセロラピューレなんかも売っていました。

 

やっぱり生での販売よりも加工に向いているのがアセロラと言えそうですね。

 

 

 

アセロラの効果って?

次に、アセロラの効果についてです。天然のビタミンCを多く含むアセロラはスーパーフードとしても有名ですよね。

 

【アセロラ可食部100g中に含まれる栄養素】

ビタミンC

葉酸

カリウム

βカロテン当量

アントシアニン

 

また、このビタミンCも酸味種→1700g 甘味種→800mgと種類によって開きがあるようです。

 

 

アセロラのビタミンCはこんなに多い

ここで、「アセロラにはビタミンC が1700gも含まれている!」と言われてもピンとこないので、他の果物との比較です。

 

【可食部100g中に含まれるビタミンC】

アセロラ酸味種1,700mg
アセロラ甘味種800mg
レモン100mg
かき70mg
キウイ69mg
いちご62mg
オレンジ40mg
みかん35mg
バナナ16mg
スイカ10mg
りんご4mg
ぶどう2mg

 

…こうみるとアセロラのスーパーフードっぷりがよくわかりますよね。

ちなみに、DHCのビタミンCサプリメントが2粒でビタミンC 1000mgです。

 

 

 

市販で買いやすい、食べやすいフルーツで考えると、柿とキウイがビタミンC含有量が高いですね。

なのいで、アセロラは買えないし、レモンはまるかじり出来ない。それでも食べ物からビタミンCが取りたい時は柿とキウイがおすすめです。

 

ビタミンCが1番最初に発見されたのはオレンジ果汁からとのことです。

 

 

 

ビタミンCとコラーゲンについて

ビタミンCはコラーゲンの生成に必須の成分です。

 

必須なのにもかかわらず、ビタミンCは人間の体内で合成することが出来ません。また、ビタミンCは水溶性ビタミンのため、尿から排出されてしまいます。

 

体内で合成出来ず、尿中から排出される。このため、ビタミンCは適量を毎日摂取することが大切です。

 

 

コラーゲンが合成出来ないと?

今でこそ「コラーゲンの合成」と聞くと「コラーゲン?お肌ぷるぷるになるし、ビタミンCって美容によさそう!」となりますが、実はビタミンCを摂ることが出来ず、コラーゲンを合成出来ないのは人体にとって大問題なんです。

 

ビタミンCの摂取が極限まで減少して起きた病気が壊血病(かいけつびょう)です。ビタミンCが不足し、結合タンパク質であるコラーゲンの合成が出来ない。そうなると、血管がもろく、出血を起こしてしまいます。これが壊血病(かいけつびょう)の正体です。

 

壊血病(かいけつびょう)は、大航海時代、船乗りたちの間で流行った病気としても有名ですね。長期間の航海で新鮮な野菜・果物を摂ることが出来ずに起こった病気とされています。この病の解決策を探る過程で、オレンジ果汁からビタミンCが発見されたそうです。

 

ビタミンC 1日の摂取量

推奨されている量としては「成人では1日の推奨量が100mg」です。また、ビタミンC摂取の上限は設けられていないものの、1日1,000mgを超える摂取は控えるように言われています。

 

以前までは、ビタミンCは水溶性ビタミンのため、いくら摂取しても問題がないとされていたようです。ですが、最近の研究ではビタミンCの過剰摂取による害も報告されているため、適量をまもる方がよさそうですね。

 

【ビタミンCの効果】

・コラーゲンの合成

・日焼け防止

・アンチエイジング

(抗酸化作用による)

・風邪予防

 

これらの効果が期待出来ます。

 

風邪を引いている時はビタミンCの消耗が激しいのでいつもより多めを意識してビタミンCを摂るといいですね。

 

1日100mgならアセロラなら1粒でオーケーですが、アセロラが手に入らない時は「柿」「キウイ」「オレンジ」を食事に取り入れるとよさそうです。

 

また、ビタミンCは熱に弱いので、生の果物や野菜からの摂取がおすすめです。

食べ物でビタミンCを摂るのが難しい時は、サプリメントの併用も

 

参照サイト:

・https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html

 

 

まとめ

日本ではジュースでお馴染みのアセロラ。100gあたり、800mg以上のビタミンCが含まれるまさに「天然のサプリメント」であることがわかりました。

 

アセロラに豊富なビタミンCは体内のコラーゲン合成に必須のビタミンです。

でも、ビタミンCは人間の体内で合成することが出来ません。

 

アセロラはもちろん、ビタミンCが豊富な食べ物を上手に食事に取り入れることで、健康な毎日を過ごしたいですね。

 

色々わかることも多かったですが、個人的に今回の調査で1番ショックだったのが「アセロラドリンクはアセロラの味じゃない」ということ。

いったいリフレッシュ出来るアセロラドリンクは何の味なんだろう?笑

 

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

 

written by hatomugi (@hatomugi_bikatu

 

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