こんにちは、ハトムギ(@hatomugi_bikatu)です。
秋と言えばかぼちゃ!ということで、今回は北海道でおなじみのおやつ「かぼちゃ餅」(かぼちゃ団子とも言う)についてご紹介します。
かぼちゃと片栗粉だけでできる、とてもシンプルなおやつですが、かぼちゃの美味しさをしっかりと堪能でき、しかも味のバリエーションも豊富です。
この記事では、かぼちゃ餅のレシピとおすすめの食べ方、かぼちゃの栄養についてまとめています。
かぼちゃの煮付けに飽きてしまったら、是非このレシピを試してみてください。
いももち、かぼちゃもち、どちらも美味しいです!
かぼちゃ餅とは?
ほくほくのかぼちゃに片栗粉を混ぜて焼くだけ。
簡単だけど、熱々もちもち、ほっくりとしたかぼちゃの甘味が癖になる「かぼちゃ餅」
北海道では「いももち」と並んで定番のおやつです。
最近だと、Instagramでも話題のスイーツとして一躍有名になったようですね。
こちら、北海道ではスーパーでも見かけるごく普通のおやつ(お惣菜?)なのでインスタ映えとは程遠い、どちらかと言うと素朴で田舎臭い(いい意味です)イメージのおやつのです(笑)
そんなかぼちゃ餅はハロウィンにもおすすめのおやつです。
そして、なんと言ってもかぼちゃは今の時期にこそ食べたい栄養満載!
簡単にかぼちゃを美味しく食べられる、「かぼちゃ餅」のレシピをご紹介します。
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かぼちゃ餅の簡単レシピ
~材料~
・かぼちゃ 2/4個
・砂糖 大さじ1
(なくても可)
・片栗粉 大さじ4程度
・サラダ油 適量
(バターさらに美味しい)
1、かぼちゃ餅の生地を作っていきます。
茹でたかぼちゃに砂糖を加えボールでなめらかになるまで潰します。
かぼちゃ自体の甘みが強い場合は、砂糖はなくても大丈夫です。
水分が多いようなら、鍋で水分を飛ばしてください。
※時間がない場合はレンチンしたものでも大丈夫です。
※かぼちゃの皮は全部取り除きますが、残したい場合は少量ならOK
2、1に片栗粉大さじ4程度を入れて混ぜます。
この時片栗粉が少なければ追加します。
片栗粉の量の目安としては、生地が手にくっつかなくなるまで。
この後、生地を丸めて作業をするので、扱いやすい硬さにしておきます。
3、出来上がった生地を丸めます。
小判型、もしくは円形にします。
最初にボール状に丸めて、その後平べったくしていくと形が作りやすいです。
大きさは大判焼きくらいが食べやすく、調理もしやすいです。
4、油を熱したフライパンに3の生地を並べて焼いていきます。
火力は中火~弱火。
生地が油を吸うので、サラダ油は結構多めで。
また、バターを入れて焼いても美味しいです。
焼いていると、白っぽかった生地が、少し透き通る感じになってきます。
5、両面がきつね色になれば出来上がり。
好きな味付けで食べましょう。
アレンジ色々 かぼちゃ餅の魅力
作り方はいたってシンプルなかぼちゃ餅。
シンプルで素朴だからこそアレンジが色々楽しめます。
おすすめは砂糖醤油
↑これが砂糖醤油味のかぼちゃ餅
北海道民の私にとってかぼちゃ餅の味といえば「砂糖醤油」一択です。
見た目は茶色っぽくて、甘じょっぱい…
SNSで映えないやつです(笑)
北海道のスーパーで売っているのもほとんどこの味です。
この、みたらし団子のみたらし(?)のような味こそ「かぼちゃ餅」の味だと思っています。
出来れば、バターで焼いたかぼちゃ餅にフライパンの中で砂糖醤油をからめて食べて欲しいです。
ちょっと醤油が焦げた感じがまた美味しいんですよね。
おすすめです。
プレーンにバターのみ
味がシンプルに「かぼちゃ」なので、バターをつけるだけでも素朴で美味しいです。
バターは有塩バターで。
ホットミルクと一緒に食べて欲しいです。
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はちみつ+シナモンシュガー
これは 「インスタ映え かぼちゃ餅」を検索していて出てきたアレンジ。
かぼちゃ餅=田舎のおやつのイメージしかなかった私には到底思いつかないハイカラアレンジです。
かぼちゃ餅自体の味はシンプルなのでこれも絶対美味しいですね。
このアレンジなら、かぼちゃ餅の生地にレーズンを入れても美味しそう。
~10月12日追記~
この味付けで食べて見ましたが、これは美味しい!一気にデザート感の強いかぼちゃ餅になりました。砂糖ではなくて、はちみつというところもポイントです。
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生地にチーズを入れる
生地のアレンジになってしまいますが、焼く前の生地にチーズを包んでも美味しいです。
もちもちのかぼちゃ餅の中から、熱々のチーズ。
こちらはおかずっぽい味わいになります。
お弁当にもおすすめの組み合わせです。
かぼちゃ餅はお子さんと一緒にも作りやすい
かぼちゃ餅と言えば、「子供の時、お母さんと一緒に作った」思い出が大きいです。
手で生地を丸めて焼くだけ。
ホットプレートでも簡単に作ることが出来ます。
また、生地はハート型や星型など、形を変えても楽しいです。
めん棒で大きめに伸ばせば型抜きも可能。
ハロウィンの時なんかはジャックオランタン風にしてもいいですね。
かぼちゃを潰す、粉を混ぜる、形をつくる、焼く。
作り方もとってもシンプル、なのに、かぼちゃの栄養をしっかり取ることができるので、お子さんとの手作りおやつやにもおすすめです。
かぼちゃの栄養って?
では、最後にかぼちゃの代表的な栄養素のご紹介です。
調べて見ると、秋・冬に取りたい栄養がたくさん含まれていました。
β-カロテン
緑黄色野菜といえばこれ!ベータカロテンですね。
昔は「ベータカロチン」と言っていましたが、現在は「ベータカロテン」と呼ばれています。
で、この「βカロテン」ってなんだ?と思って調べて見たところ、どうやら「ビタミンA」のことのようです。もっと正確に言うと、「βカロテン」が体内で吸収されることで「ビタミンA」へと変化するようです。
「ビタミンA」は「粘膜の健康を保つ」「免疫力を高める」「抗がん作用」などが期待出来ます。
乾燥が厳しく、喉や目の粘膜が荒れて風邪に繋がりやすい、秋~冬にかけて取りたい栄養ですね。
また、かぼちゃのβカロテンは油と摂取することで栄養効率が増すといわれています。
油で焼くかぼちゃ餅はまさにぴったりの食べ方です。
カリウム
過剰にとってしまった塩分の排出を助けてくれるのが、「カリウム」です。
ナトリウムの再吸収を阻害(塩分摂りすぎを防いでくれる)ので、高血圧の予防に効果があると言われています。また、むくみやすい人にもおすすめの栄養素です。
寒くなると鍋だとかしょっぱいものが美味しいですよね。でも、夏と違ってなかなか汗はかかない。汗と一緒に塩分が排出されない分、冬はナトリウムを多く含む食材(かぼちゃなど)で上手に塩分をコントロールしたいですね。
食物繊維
「食物繊維って別に栄養じゃないでしょ?」と思った方、実は食物繊維は現在「第6の栄養素」と言われるほど体にとって重要であることがわかっています。
で、この食物繊維の定義としては「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」となります。
難しいですね…。
簡単に言ってしまうと、「胃で消化されないもの」といったところでしょうか。
で、この食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があります。
・水溶性食物繊維:
水に溶ける食物繊維。胃腸内での移動が穏やかなため、食後の糖の吸収を抑える。
・不溶性食物繊維:
水に溶けない食物繊維。胃腸から腸まで届き、便通を整えます。また、腸内の善玉
菌のエサとなるため、便秘・軟便といった便の悩みの解決も期待出来ます。
かぼちゃにはこれらの食物繊維が豊富に含まれているので、胃腸の悩みを抱える人にもおすすめの食材です。
まとめ 秋のおやつはかぼちゃ餅
以上がかぼちゃ餅の簡単レシピと、かぼちゃの栄養についてでした。
私は子供の時から食べ慣れていたかぼちゃ餅ですが、調べて見ると全国的に食べられているおやつではないようでした。
簡単で、しかもかぼちゃを美味しく食べることができるので、とてもおすすめのレシピです。
かぼちゃ1玉買ったけど食べきれない!
そんな時に是非このレシピを試してみてください。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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